昨日ディスニープラスが見られるようになった話をしたのだが、早速恩恵を楽しみまくっている。
とりあえずリトルマーメイドとアラジンとファンタジアといくつかの短編アニメーションを見たのだが、さすが天下のディズニーだ。最近のアニメに引けを取らない、というか完勝できる作品もゴロゴロいるだろうというレベルで映像が綺麗なうえにミュージカルパートの曲が良すぎる。内容はもう絶対に恋愛成就させてハッピーエンドにさせるという意思が強すぎて愉快になるレベルなのだが、昨日見た作品は内容を知っていたので辛いパートや不愉快なパートも過ぎ去るのが早く感じて、総じて面白いという感想だ。
しかしドナルド関係のアニメーションだけなんだか様子がおかしかった。なんというか、とにかくドナルドが酷い目に遭うのだ。昔見ていた時は笑っていたし今だってクスッと来てしまうのだが、それ以上に高度なキュートアグレッションを見せられているようで戦慄すらした。もしかしてキュートアグレッション作品の始祖ってディズニーかも。
しかし(昔の)ディズニー作品って光の表現が綺麗だ。なんだか曲も相まって何気ないキラキラしたシーンが涙腺にきた。
加えて年を取っているので登場人物への入れ込み方に随分変化が出た。リトルマーメイドは娘のために自らを差し出す父親にぐっときたし、アラジンはあの嘘に嘘を重ねて泥沼になっていく感じなのが昔に比べてかなりきた。というか昔は嘘つきなアラジンが嫌いだったのだが、今はやむなしって感じだ。そしてディズニープリンセスは本当にかわいい!令和に見てもしっかりと可愛かったし、ジェスミンは非常に強い女で最高だった。悪役にキスをして時間を稼ぐ様など、ジャスミンが体を張ってるんだから男を見せろアラジン!と野次を飛ばしたくらいだ。
今日は眠れる森の美女を見ようかと思ったのだが、昼にマッチングという映画を観たので体力が追いつかないかもしれない。体力の衰えに加え、知っているものばかり見ているし、本当に老化が酷い。
そういえば最近のディスニーはポリコレだなんだと気を遣っているが、過去の作品を見てもあまり違和感がなかった私は古い価値観の人間なのかもしれない。